学校教育プログラム
「教室を飛び出して海へ行こう」
パパラギ ダイビングスクールでは、学校での総合学習授業や、野外活動などの開催に、担当講師として経験豊富なプロ指導員を派遣しております。
1995年から始めたこの活動は、小学校・中学校・高等学校・大学・サポート校(フリースクール)等、これまで延べ約80校を超え、教室での映像等を使用した授業から、海岸生物観察授業、シュノーケル教室、そしてスキューバダイビング授業まで、様々なプログラムの提供を行っております。
総合学習でのテーマ作りや、野外活動のヒントやサポート等を模索している教員の皆様や、外部講師への委託等を考えている学校及び関係者の皆様は、どうぞ遠慮なくご相談下さい。

学校授業担当武本 匡弘
(東海大学人間環境学科総合演習担当 他)
小学校 シュノーケリング教室 2004年~2009年定例真鶴・琴が浜にて:
(07年 湘南学園小学校4年生の行事より)
総勢108名の4年生を、クラスごとに時間差をつけて催行、児童4名に対し、指導者1名が付き、安全や一人ひとりの様子に十分に目が届くように配慮して行いました。
この日は、日本列島中が晴天という見事な好天だったのですが小笠原沖の台風の影響で、やや波が高かったので、万全を期してタイドプールで行いました。
琴ヶ浜のタイドプールは、波の影響もなくとても穏やで、魚も多く、初めての体験にも関わらず、皆リラックスして生物観察を楽しんでいました。
また、シュノーケリングレッスン以外の時間を利用し、同じビーチの磯で、海岸生物観察会も開催。こちらは、以前にも体験している児童の皆さんだけあって、生き物の見つけ方や観察の仕方も、身についていて、あっという間にハゼや、オヤビッチャの稚魚、ヒトデやイソスジエビ等たくさんの生き物をみつけていました。
じっくりと観察し、スケッチをしたり、図鑑で調べた後は、いつも通り元いた場所に、返しました。

マスクのつけ方、シュノーケリングのくわえ方等、一人ひとりに目を配ります。

安全基地として、フロートを使用します。

潮溜りには沢山の生物が!
子供達は本当に観察の達人です。
小学校 1泊2日シュノーケリング&自然観察 2008年~2009年定例富戸・ヨコバマにて:
(08年 成城学園小学校4年生の行事より)
1泊2日の合宿で小学4年生の合宿シューケリング教室が開催されました。
初日の夜は、 パパラギ伊豆店が教室に 「海の授業」 楽しくにぎやかに行われました。
いよいよ2日目はシュノーケル。
台風が近づいていておりましたが、海は穏やかでたくさんの魚を観察する事ができました。
ただ、終了後雨になった事が悔やまれます。

海の授業、風景。

富戸 温泉丸の前で記念撮影。
中学・高等学校 2泊3日 シュノーケリング&自然観察 2008年~2009年定例富戸・ヨコバマにて:
(08年 慶応義塾湘南藤沢中・高等部理科部の合宿より)
7月30日(水)~8月1日(金)まで、東伊豆城ヶ崎海岸エリアにて、 慶應義塾湘南藤沢中・高等部理科部の夏季合宿が行われ、 海と自然の教室で担当させて頂きました。
日中シュノーケリングにて生物を観察した後の座学では さずがに理科部の生徒の皆さんだけあって生物への興味も 深く、活発な意見が交わされていました。
また、最終日にはいつもお世話になっている伊豆の自然ガイド の皆さんの案内で海と陸との関係を実感して頂く為に、 城ヶ崎ピクニカルコースの散策も実施しました。
城ヶ崎の海と山を五感を使って存分に満喫して頂いた3日間 でした。

シュノーケリングでの生物観察は楽しい!

地元ガイドの皆さんならではの解説に、皆さん感激されていました。
小学校 1泊2日 シュノーケリング&海洋自然教室 2004年~2009年定例富戸・ヨコバマにて:
(07年 湘南学園小学校6年生の行事より)
10/27(金)~28(土)、伊豆城ヶ崎海岸にて、湘南学園小学校6年生3クラス総勢108名の児童の皆さんの1泊2日の海洋自然教室が行われました。シュノーケリングは、4年生同様、1クラスを4人ずつのグループに分け、そこにスタッフが1人ついて催行しました。
6年生は、以前に江ノ島でのシュノーケリング経験があり、ウエットスーツやマスク、シュノーケリング、フィンの取り扱いもスムーズで、皆、意欲満々。
この日も、お天気に恵まれ、海況も穏やか!透明度も20mとバツグンで、海面から砂地の奥まで見渡す事が出来るほど!!
太陽の光が射し込み、最高に気持ちの良いシュノーケリングでした。南の島から海流にのって流れ着いたカラフルな魚たちの姿も沢山観察出来、子ども達も大喜びでした。
夜は、伊豆海洋公園のレクチャールームにて、イルカを題材にした講座を開催、 児童の皆さんは、海洋生物への興味や関心が高く、スライドを見ながらの参加型のレクチャーに、積極的な意見が飛び交っていました。 (2006年記録より)

まずは、浅場で、道具の使い方のレッスンをします。

児童の皆さんからの声もいっぱい聞かれました。
高等学校 総合学習授業スキューバダイビングコース 2006年~2009年定例富戸・ヨコバマにて
(07年 和光高等学校 2年生海洋研究授業記録より)
和光高等学校では、2年生から幅広い分野にわたって設置されている選択教科の中から、自分の興味・関心に応じた組み合わせを選択しての授業があり、2年生では選択授業ごとに研究旅行があります。
その中で、今年度の選択授業「海洋研究」のコースを選択した、1クラス25名がオープン・ウォーター・ダイバー・コースに取り組む事になりました。
先ず始めに予備講習として、学校のプールをつかってのシュノーケリングレッスン。
続いて学科講習を毎週火曜日の5限目と6限目の2時間を使い4日間に分けて実施。
そして、最後に伊豆への研究旅行で、プール講習、海洋実習を3泊4日で行いました。
そこで、N.P.Oパパラギ"海と自然の教室"では、この研究旅行を担当するにあたり、スタッフの中から、看護師資格を持つスタッフや保育、教育などを学んだスタッフ、自然解説指導員の資格を持ち、解説を担当するスタッフを募り、ダイビング講習では、生徒4名に対し、インストラクター1名がつき、安全を最優先して、担当しました。

学校の教室での、オープン・ウォーター・ダイバー学科講習。
今回の研究旅行のねらいは、
| 1 | 世界最大のダイバー教育機関である発行のCカード取得に必要なダイビング理論学習を徹底し、 全員が安全にダイビング出来るようにする。 |
|---|---|
| 2 | 限定水域(今回の研究旅行では、プール)ダイブを通じて、スクーバ・ダイビングの基礎技術を取得 する。 |
| 3 | 富戸ダイビングスポットにおける4回のオープン・ウォーター・ダイブ実習において、Cカード取得 に必要な基礎技術をマスターする。 |
| 4 | オープン・ウォーター・ダイブ実習を通じて、海底地形、海中の動植物などの観察を行う。 |
| 5 | 授業で学んだ波浪、うねり、潮流、海流などについて観察する。 |
| 6 | 次のような見学、実習も行う。
|
というもので、「海洋研究」のコースを選択した生徒の皆さんが、これまで学習してきた事をこの研究旅行で生かしながら、海洋実習に臨んで、全員がCカードを取得して、ダイバーに認定される事が主な目的です。
研修旅行1日目
1日目は、伊東市内にあるダイビング専用プールでの限定水域講習です。生徒4名に、インストラクター1名が付き、指導にあたりました。 生徒の皆さんは、さすがに若さいっぱい!身体の動きものびのびと、皆リラックスしてプール講習を楽しんでいる様子でした。
1日目の夜は、学科講習の復習と最終テストを行いました。プールの疲れもなんのその。現役の生徒の皆さんだけあって、ぺーパーテストにも、それぞれ真剣に取り組んでいました。

最大水深が4mあるダイビング専用プールでの限定水域講習

なごやかな雰囲気の中にも真剣さが漂っています。
研修旅行2日~3日目
2日目からは、いよいよ富戸の海へ。 お天気にも恵まれ、フル装備をつけて、いざ海中へ。
どのチームも元気いっぱい!!
規定の4ダイブを全員がクリアし、みごと25名全員がオープン・ウォーター・ダイバーに認定されました。

皆で頑張るぞ!オ~!!

お天気もよく、絶好のダイビング日和です。

ウエットスーツとフル装備姿、決まっているでしょ?
2日目の夜は、富戸漁協にご協力を頂き、定置網漁法についてのお話を伺いました。
担当講師は、富戸漁協定置網漁法漁労長の秋元さんで、なんと秋元さんは元パパラギのスタッフインストラクターでした。
また、今回の研修旅行の引率者で、和光高等学校の校長の両角先生は、北海道水産大学を卒業後、道内の水産高校に赴任されていた事もあり、定置網漁法についての講座は大いに盛り上がりました。
そして、普段、定置網を目にする事はあっても、どのような仕組みになっているのか解らなかった私たちスタッフにとっても、大変興味深い経験になりました。

漁労長の秋元さんは、元パパラギのダイビングインストラクターでした。
富戸・ヨコバマ沖の定置網の図
研修旅行4日目
最終日は、城ヶ崎散策で、午前中は、ボラ納屋~伊豆海洋公園までの"城ヶ崎ピクニカルコース"を歩き、海と自然の教室スタッフで、日本自然保護協会、自然観察指導員の資格を持つスタッフが、海岸林特有の生態系について解説。また、海の側まで緑が迫っている事でのメリットなどを、観察の中で実感して頂きました。
その後、大室山に登り、大室山の噴火で形成されたリアス式海岸である城ヶ崎海岸の全体を観察し、昼食後、生徒の皆さんは帰路につきました。
25名全員がめでたくダイバーに認定され、参加された生徒の皆さんも大満足。早くもアップデートし、アドバンス・コースに挑戦したい!という話題でもちきりだそうです。
(2006年記録より)

海岸林を構成する植物の葉の厚みを触って実感します。

ひとりも欠けず参加者全員が、ダイバーの仲間入りです!!
大学実習 シュノーケリングインストラクターコース 2006年~2009年定例:
(06年東海大学教養学部の実習記録より)
パパラギは、東海大学教養学部人間環境学科の専門科目「環境体験演習」の実習を2001年より担当しています。この体験演習という授業は、その名の通り座学だけではなく学生本人が学外に出て体験・学習するフィールド学習型体験授業となっています。
2001年度より担当している実習、『NPO体験・環境教育とNPOを考える』では、例年海岸生物観察会や、シュノーケリング教室に学生達がボランティアとして参加、一般の参加者の方と触れ合うことで、私たちのようなNPOが社会に対して与える影響を実感してもらうことを主としていました。
実習を担当してから丸5年という節目を迎えた今年は、環境教育の現場を体験するだけではなく、実際に体験型環境教育の指導員としての知識・技術・そしてリーダーシップを身に付けることができるようにと、実習の内容を、海岸生物観察会のような野外活動を行う場合に必要な、インタープリターとしての素養を身につける『野外活動観察指導員コース』と、安全に海を楽しみ正しい技術指導と自然解説のできる、インストラクターとしての素養を身に付ける「シュノーケリングインストラクターコース」にわけ、より実践的な内容に大学と連携して挑戦しました。
インタープリターコースでは、鎌倉・江ノ島での観察会の運営と共に、履修学生には『野外活動指導員養成講座』を受講してもらい参加されている一般の方への説明や解説のスキルを身に付け、また、シュノーケリングインストラクターコースでは、伊豆・城ヶ崎海岸での4日間の集中実習の中で、救急法(EFR)の取得に加え、シュノーケリングインストラクションや 安全管理についての講義を受け、最終日には実際に一般参加の方のアシスタントを行いました。
どちらのコースも、実習を終えた学生はみな現在の自分を取り巻く環境問題に対して、独自の問題意識を持ち始めたように思えます。
体験型環境教育は、自然共生社会、持続可能な社会の確立の手段として、最も注目されているアプローチの一つです。
2004年10月に環境教育推進法が施行され、政府も環境教育を励行していますが、実際の現場では指導者の不足等、様々な問題がまだ残っています。
今年度実習に参加した学生達の、今後の環境教育・環境活動・研究活動での活躍が楽しみです。

一日目は、伊豆海洋公園のプールで基本をしっかり身につけました。

2日目からは、海での実習です。

全員にシュノーケリングインストラクターの認定書が手渡されました。
実習に参加した学生の声: (教養学部人間環境学科自然環境課程2年生)
今回の経験は私にとってとても貴重なものとなりました。
短い期間でしたがNPOというものに身を置くことで、NPOというものをより理解しやすく学ぶことができました。 また海を通じて様々な人たちとコミュニケーションをとり、学んだことで私たちの視野も一層広がったと思います。
さらには私的ではありますが、この経験は海に興味を持ち始めた私の気持ちをかきたて、ダイバーの資格を取る決意をいっそう強くさせてくれるものとなりました。
この経験を今後の活動に活かすとともに、またこのような活動があったら是非参加してみたいと思います。
(※この学生さんは、一ヶ月後に本当にダイバーになってしまいました!)
中学校 海岸生物観察授業 2006~2009:
(茅ヶ崎市立西浜中学校の実習記録より)
茅ヶ崎市立西浜中学校の総合学習の海岸生物観察授業を担当させて頂いております。 この活動は、今年で4年目。
今年の観察授業は江ノ島の海岸で行いました。あまり知られていませんが、江ノ島でもたくさんの魚やウミウシ、貝の仲間などが気軽に観察できるのです。
海の近くで暮らしていても、海や海の生物に関することは知らない事が多いものです。
授業では、知っているようで知らない潮の干満の仕組みや、海で遊ぶ際に注意しなければいけないことを学び、また、少人数のグループごとに分かれて、実際に磯で見つけた生物の観察をして名前を調べたり、インストラクターが解説を行ったりしました。
なかなか普段海へ足を運ばないという生徒さんも多く、最初は尻込みしていた生徒さんたちもいましたが、段々と海に慣れ、身を乗り出して積極的に観察していました。
身近な海にも以外に沢山の生き物が棲んでいるという事を知る体験は、地元の海を見直す良い機会になったのではないかと思います。また、たくさんの生き物が住むこの宝の海を守っていきたい!と環境問題について考えるきっかけにもなっていたようです。



09年6月8日に行われた茅ヶ崎市立西浜中学校 生徒さんの声
- 校外学習で江ノ島の海岸生物を観察しにいくことになって、 僕が幼稚園の時に江ノ島水族館に行ったことがあると親から 聞いたのですが、正直記憶がありませんでした。 海に行けばわりと近くに見える江ノ島ですが、どんな所なのか? 何の生物がいるんだろう?と興味津々でした。 そして今日実際に江ノ島に来て色々な生物を観察することが 出来ました。 パパラギの講師の方に色々なことを教えてもらい、 とても良い勉強になりました。 自然を大切にしなければいけないと改めて思いました。 それには、僕はどんなことをすればいいかじっくり考えたいと 思います。
- 今日江ノ島で学んだことはこの紙には書ききれないほどたくさん ありました。一番印象に残ったのは、普段見れない生物がたくさん 見れたことです。 天然記念物とされているウメボシイソギンチャクや、カニなど とてもいっぱいいてかわいかったです。 私はもともと海が好きなので、今日みたいな機会があるととても嬉しいです。 今日は本当に楽しかったし面白かったです。
- 危険な生物や、海や磯で気をつけなければいけないことなど 生物の種類や採り方以外でもたくさんのことを教えていただきました。 私の家の近くにも海がありますが、比べ物にならないくらいたくさんの 生物を知ることができました。 普段なかなかとれない、長い時間をかけて観察することができて 楽しかったです。
- パパラギの方が一人ずつ各グループに一緒に居てくれて 「これはどういう生き物なのか」「どのようになる生き物なのか」 を教えてくれました。 今日見た生き物の中で一番印象に残っているのは、最後に触った カイメンです。触ったら水を吸ったスポンジみたいで面白かったです。 色々な生き物を見たり触ったりできてよかったです。
- 普段の授業ではなかなか学ぶことのない海辺の生物について学ぶことが 出来ました。なかなか動かない魚や色がキレイな魚には毒があることが多い ということや、海に行って注意しなければならないことが分かりました。 初めて見る生物もいたし、初めてさわる生物もいて良い体験ができました。 海の中に入って、魚やカニ、ヤドカリを捕まえるなど、今日は楽しかったです。 長い時間一緒に海のことを学べてよかったです。
















