

海の中にも四季がある日本の海でダイビングを楽しむには、ドライスーツが必須のアイテム。
とは言っても、「ウエットスーツと何が違うの?」「どんな種類があるの?」「選び方は?」etc、わからないこともたくさんありますよね。
このページでは、ドライスーツについての疑問を解決するために、インストラクターが徹底解説します!
解説担当インストラクター

佐久間 勉(さくま つとむ)
PADI コースディレクター
EFR 救急法指導員
EFR インストラクタートレーナー
伊豆ジオマリンガイド
こんにちは。PADIコースディレクターの佐久間です。
日々、お客様に最高の指導技術を提供できるインストラクターを育てるべく奮闘しています。
伊豆をはじめとする日本の海を楽しむのに欠かせないドライスーツについて、わかりやすく紹介します。
PADIダイバー教育システムにおけるインストラクター・トレーニングの担い手です。その数は、世界中の全PADIプロフェッショナルの約1%にも及びません。(PADIホームページより抜粋)


海に潜っても体が濡れない不思議な体験。ドライスーツはオールシーズンダイバーの強い味方です!
海に潜っても体が濡れない不思議な体験。ドライスーツはオールシーズンダイバーの強い味方です!


秋~冬の海はこんなにすごい!
アツいダイバーほど秋~冬の海が大好きなのには、やっぱり理由があるのです。
ドライスーツがあればこんな「イイ海」に潜れるだけでなく、一年中ダイビングを楽しめるので上達も早い!
日本でダイビングを楽しむために、必須のアイテムがドライスーツなのです。
ドライスーツってどんなもの?
1. 完全防水仕様!
首、手首とも密着度の高いシール素材で出来ており、ファスナーは防水ファスナーを使用。
ブーツもスーツと一体型なので、スーツ内に水が入ることがありません。
「ドライスーツ」の名前のとおり、身体を濡らさずにダイビングを楽しめる、画期的なスーツなのです。
2. 空気の層で保温をする!
ドライスーツはシリンダー(タンク)からスーツ内に空気を送ります。
まるでダウンジャケットの様にスーツ内の空気の層で保温をするので、ウエットスーツと比較して格段に保温力が高いのです。
また、中に着るインナーやドライスーツ自体の素材によっても保温力を高めることができます。
ドライスーツはこんなにすごい!


保温性が高い以外にも、ドライスーツにはメリットがたくさんあります。
例えば・・・
・体が濡れないので、冬に水着にならなくてもいい
・水深や水温に関係ながくあたたかい!
・ダイビング後の疲労感が少ない!
・体の冷えを防止できる!
・ダイビングにかかる準備時間を短縮できる!
etc..
一度ドライスーツでのダイビングを経験したら、その快適性に驚くことでしょう。
特に女性は、一年中ドライスーツで潜る方もいるほど。
ぜひ、そのメリットを実感して欲しいと思います。
ドライスーツの種類をご紹介。タイプ別のおすすめは?
ドライスーツは大きく分けると2種類あります。
ここでは、素材別にタイプを分けて特徴を紹介します。

ネオプレーンタイプ
日本で使用されているドライスーツの8割はこちらのタイプです。
基本的にウエットスーツと同じネオプレーンゴム中生地にジャージを貼った生地を使用しています。
フルサイズオーダーが可能なので、フィット性もバツグン。
素材自体に保温性があるので、薄めのインナーで潜れるのも魅力です。
また、バリエーションも豊富なので予算に合わせて選ぶことができます。

シェルタイプ
海外ではこちらのドライスーツが主流ですが、日本では作業ダイバーや一部のプロダイバーに使われることが多いタイプです。
レインコートの様な防水素材で出来ており、スーツ自体に保温性はありません。
既成サイズから自分の体型に一番近いものを選びます。
首と手首のシール部分はラテックス素材を使用しており、自分で切って調節をします。
かなり厚手の専用インナーを着用します。
数が出ないこともあり、価格帯は高めです。
タイプ別おすすめモデルはこれ!
耐久性、保温性バツグン!ラジアル素材を使ったモデル

自分好みのカラーをチョイス!ネオプレーン+ジャージのモデル

「人と同じはイヤ!」という方へ。通好みのシェルドライ

ドライスーツの買い方は?
「やっぱりドライスーツが欲しい!」という方へ、実際にはどのような手順でドライスーツを購入するのか説明します。
1. タイプ、デザインを決める
ダイビングスタイルや色の好み、予算などによって、どのモデルにするかを決めます。
2. 色を決める
メーカーのカラーシミュレーションソフトを使って、お気に入りの色を決めます。
スーツを作る際の一番楽しい時間がここ!


3. 採寸をする
なんと男性33ヵ所、女性36ヵ所を採寸します。
フィット性を高めるためにとても大切ですので、採寸は必ずプロにしてもらいましょう。
4. 支払い~発注
支払い方法はクレジットカードや、分割、ボーナス一括払いなど色々あります。
発注書をメーカーに送ってから商品がお店に届くまで約2週間かかりますので、早めに注文をしておきましょう。
5. 受け取り
購入をしたお店でスーツを受け取ります。
プロショップなら、受け取りの際に着脱の仕方や保管方法なども教えてくれます。
また、レギュレーターを持っている方はこの時にドライスーツ用のホースを取り付けてもらう事を忘れない様にしましょう。


動画で解説【ダイビング】DRYスーツはどう選ぶ?オーダー時の注意点をプロが説明。
ドライスーツのアクセサリーやインナーをご紹介

インナースーツ
ドライスーツの保温性を発揮するために大切なのが、インナースーツです。 一般の長袖Tシャツやトレーナーなどは、汗をかくと体を冷やしますので、使用しない方が良いでしょう。 やはりおすすめは、保温性が高くウエイトの量が増えないインナで、スーツメーカーが販売している専用のインナーが一番です。 ドライスーツはインナーとセットで考えるのがよいですね。

フード
頭からの放熱は予想以上に大きいものです。 せっかく体を保温しても、頭が冷えてしまってはドライスーツの効果も半減。。。 快適なダイビングのために、フードは必ず着用しましょう。

ウィンターグローブ
厚めの素材を使用し、水の侵入も少ない冬用のグローブです。 器材の操作がしやすい様に、試着をしてぴったりのサイズを選びましょう。

アンクルウエイト
ブーツ部分にエアが入ると、うまくフィンキックができなかったり、水中でのバランスが取れなくなります。 ドライスーツを着用時には、両足首に500gずつのウエイトを着るのが一般的です。

着脱専用ジェル
手首のシール部分に塗ることで着脱がしやすくなり、スーツも痛みにくくなります。

ドライバッグ
ドライスーツの保管や持ち運びに使用するバッグです。 ポケットが付いているタイプなら、小物も入れられて便利です。

専用ハンガー
ドライスーツは重さがありますので、普通のハンガーでは特に肩の部分に負担がかかってしまいます。 幅広でスーツの形に合わせられる、また首のシール部分がシワにならないように専用のハンガーがおすすめです。

ファスナー潤滑剤
防水ファスナーは歯が欠けてしまうと、水没の原因となります。 毎回、潤滑剤を使ってすべりを良くしておきましょう。

スーツシャンプー
汗をかいた時や、ドライスーツシーズン終わりの時には専用のシャンプーを使って洗っておくと、次回も気持ちよく使えます。
ドライスーツ専用のアイテムも色々ありますが、上手に使うことで快適性をアップしたり、スーツの寿命にも影響します。
お気に入りのスーツでダイビングを楽しむためにも、細かなアイテムもしっかりと使うようにしましょう。
【動画で解説】ドライスーツの着方・脱ぎ方
ドライスーツはサイズに余裕がある分、ウエットスーツより着脱が楽ちん。 ここでは、快適に、かつスーツに負担をかけない着方・脱ぎ方を動画で説明します。
ドライスーツに関するQ&A
以上、ドライスーツについて一般的な紹介をしてきました。
ここからは、初心者ダイバー夏帆さんの質問に海風インストラクターがお答えしながら、初めてのドライスーツを考えている方の疑問を解決します。
まとめ|ドライスーツでオールシーズンダイバーになろう!


ドライスーツに関する疑問や心配は解決したでしょうか?
値段に関してもう少しお話をすると、有名メーカーの商品はカタログなどを作る分、コストがかかるのは仕方がありません。
ダイビングショップによっては、メーカーとコラボレーションでオリジナルモデルを作っているお店もあります。
コストパフォーマンスが高い商品が多いので、チェックをしてみると良いでしょう。
ドライスーツだからこそ体験できる海の良さは、ここでは語りつくすことが出来ないほどの魅力にあふれています。
ぜひ、一年中潜れるアクティブなダイバーになってください。
ドライスーツや冬のダイビングについて、さらに知りたい方はプロショップのインストラクターに遠慮なく相談をしてみましょう。
きっと、あなたに合わせたベストなアドバイスをしてくれますよ!









