ダイビングライセンス取得の費用、相場とショップによる違いを徹底解説

ダイビングライセンス取得の費用、相場とショップによる違いを徹底解説
ダイビングライセンスを取得しようと思った時に、まず心配になるのは費用がいくらかかるのか?ということだと思います。

ここではダイビングライセンス取得費用の内訳や相場、受講をする場所やダイビングショップによる料金の違いについて、動画を交えて解説します。

 

【3分でわかる】ダイビングライセンス取得の費用と料金相場

 

 

 

 

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ダイビングライセンス料金の落とし穴

水中イメージ

 

いきなり脅すようなタイトルですが、はじめにライセンス取得コースの料金を見る際に気を付けたいことをお伝えします。

 

1.そのキャンペーンは本当に特別価格?

よく「通常価格〇〇円が今なら〇〇円!」というキャンペーンがあります。
でも、実際に通常価格だったことはあるでしょうか?

中にはどう考えても、キャンペーン価格を安く見せるために定価を無理やり作った様な料金設定も見かけます。

これは二重価格と言って、消費者庁の指導対象にもなっていますので気を付けましょう。

一般的にキャンペーン価格がいつでも通常価格の半額以上安いというのは「?」が付きますね。

 

2.その料金で取れるランクは何?

格安の料金を表示するために、取得できるライセンスのランクを落としている場合があります。
PADIの場合、一般的に初めて取得するランクはオープンウォーター・ダイバーというのですが、その半分のコース内容で取得できるスクーバ・ダイバーというランクがあります。

オープンウォーター・ダイバーと比べて、潜れる深度等に差がありますので、取得できるのはどちらのランクかを確かめる様にしましょう。

 

3.大切なのは「結局いくらかかる?」

講習料金に含まれているものはスクールによって違いがあります。
ライセンスの発行申請料や教材が別料金になっている場合もありますので、料金に含まれるもの、含まれないものをしっかりチェックしましょう。
総額でいくらになるかをはっきりと表示しているスクールなら安心です。

 

4.4日間のコース料金、計算は合いますか?

いわゆる「激安」価格で集客をしているスクールもあります。
通常、ライセンスコースは4日間の講習なのですが、その間インストラクターが付きっ切りで教えるのに加えて、プールや海の施設使用料もかかります。
それで1万円台とかでは、どう考えても計算が合わないですよね。

その場合、「高額な器材を買う」ということが前提だったりすることがありますので、気を付けて下さい。

では、次からダイビングライセンス料金の詳細を詳しくお伝えします。

 

 

ダイビングライセンス取得コース費用の内訳

水中イメージ

 

ダイビングライセンスと言っても、取得するランクによって違いがありますが、ここでは最初のライセンス(オープンウォーターダイバー)の費用について説明します。

費用の内訳は、下記の様になっているのが一般的です。

●講習料金

学科、プール、海洋実習での指導料です。

●海洋実習費

海での講習に参加する際の諸経費です。 日本の海では、漁協が管理している場所でダイビングをすることが多いので、漁協への管理手数料や入海料なども含まれます。

●施設使用料

プール浅場

 

プール講習は、スポーツクラブなどにあるダイビング専用プールで行います。施設使用料には、プールの利用料と海に行った時の施設(シャワー、トイレ、更衣室など)の使用料が含まれます。

●教材

マニュアル

 

指導団体によっても多少変わりますが、一般的にはテキスト、DVDなどを使用します。

●ライセンス申請料

Cカード

 

PADIなど、ダイビング指導団体へのダイビングライセンス(Cカード)発行申請料金です。

●器材レンタル代

水中マスクやウエットスーツなど、ダイビングをするのに必要な器材のレンタル代です。 シリンダー(空気ボンベ)や潜るのに必要なウエイト(鉛でできたおもり)も使用しますが、この2点は海洋実習費に含まれることが多いです。 プール実習、海洋実習でそれぞれ必要になります。

●宿泊代

通常、海洋実習は2日間で行いますので宿泊をして受講すると体も楽ですし、のんびり受講できます。 一泊二日の朝昼食付きが一般的ですが、プールから続けての2泊3日のプランもあります。 もちろん、それぞれを日帰りの講習に参加する場合には必要ありません。

●食事代

宿泊料金に含まれない、昼食などです。学科の時は外へ食べに行ったり、プールでは自分で昼食を持参することも多いです。

 

 

 

 

 

ダイビングライセンス取得費用の相場

器材

 

オープンウォーターダイバーコースを受講する場所や、ショップによって差がありますが、一般的に上記のすべてを含んだ総額では5万円~8万円台が相場となっています。

費用の違いについては、下記をご覧ください。

 

 

ショップによる費用の違い

バディー

 

ダイビングライセンスの講習は、PADIやNAUIなどの指導団体のカリキュラムに沿って行われるので、講習自体の内容は場所やショップによる違いはほとんどありません。 それでも、講習料金がまちまちなのは、なぜでしょうか?

 

 

 

◇コース内容での違い

水面

 

初心者レベルのダイビングライセンスと言っても、一般的に取得する人が多いオープンウォーターダイバーと、その半分のプログラムで取得できるスクーバダイバー(指導団体によって名称は違います)があります。

オープンウォーターダイバーに比べて、スクーバダイバーの資格は潜れる深度や必ずインストラクターと一緒に潜らなければならないなどの条件があります。

 

スクーバダイバーは、旅行先の短い滞在期間で受講する場合に選ぶ人もいますが、日程が短い分、料金は安くなります。

(ただし、後からオープンウォーターダイバーにランクアップする場合は、再度受講料金が発生します)

「ダイビングライセンス取得」と言ってもどちらのランクか明記されていない場合は、必ず確認をするようにしてください。

 

 

 ◇受講する場所での料金の違い 

水面

 

海外や沖縄では限定水域講習と言って、浅場の波がない海でプール講習の内容を行うことが多いです。
また、海の施設もショップのトイレや更衣室を使う場合が多いため、受講料金は比較的安くなります。 ただ、旅費を含めると逆転することもありますから、そこも含めて考えると良いでしょう。

 

 


◇参加人数による違い

OWFUN

 

指導団体によって一人のインストラクターが担当できる受講生の上限は決まっていますが、その中でも実際の講習に参加する人数はダイビングショップによって変わります。

最大で4名としているショップと、8名のショップでは、当然違いがあります。

また、マンツーマンの場合はプラス料金になるショップもあります。

 

 


◇含まれるものの違い

フィン

 

ダイビングショップによって料金が違うのは、上記の中で基本の講習料金に含むもの、含まないものが違うからです。
地域によっても差はありますが、合計すると¥60,000~¥90,000が一般的です。

たまに1万円を切る価格で表示されている場合もありますが、器材の購入が条件になっているなど、何かしらの理由があると思った方が良いでしょう。

問合せをした時に、きちんと説明してくれるスクールを選んでください。

 

 

◇購入しなければならないものの違い

GUAM器材

 

ダイビングショップによって、講習に参加する際に器材の購入(一部の場合もあります)をしてもらっている場合もあります。

その場合は、講習料金は低めに設定されていることが多いようです。

オープンウォーターダイバーコースの場合、学科・プール・海洋実習で4日~6日の期間での受講が一般的です。

費用内訳で説明をした内容と、インストラクターの人件費などを考えると1万円前後などのあまりに安い料金の場合は、それプラスの費用や器材の購入義務があるものと考えた方が良いでしょう。

 

以上、ダイビングライセンス取得の費用について説明をいたしました。

ダイビングを始める際は、表面上の料金にまどわされることなく、総額・スクールの通いやすさ(場所やお店の雰囲気)、ライセンス取得後もダイビングを続けやすいか?などを考えて一番自分に合ったショップを選びましょう。

「ダイビングライセンス(Cカード)を取得する前に絶対知っておきたい事」詳細はこちら≫

 

 

 

 

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